フィナロ 発がん性物質 キノリンイエロー

インタス製薬の「フィナロ」について調べました。

 キノリンイエロー不使用のフィナステリド錠剤として、まず思いつくのが、インドの製薬会社インタスファーマ社の「フィナロ」です。

 

 今まで慣れていた「フィンペシア」が、怪しい着色料(Quinoline Yellow WS(キノリンイエローWS)黄色203号)を含有するようになったので、代替品を探していました。フィンペシアの良かった所は、安価で、かつ流通が安定的に行われており、しかも、ポジティブな口コミの数が多いこと。

 

 同等レベルでキノリンイエロー一切含有しない「純粋なフィナステリド錠剤」はどれだろう・・・?

 

 アメリカ、イギリス、オーストラリア等の医療公的機関の情報を色々調べて比較したところ、「フィナロ」が一番信頼できるという結論に達しました。

 

キノリンイエローフリーの「フィナロ」が信頼できる理由

 

理由1: 「フィンペシア」と成分が同じ

当たり前ですね... どこの業者も同じことをうたっています。でも、忘れないでください。ジェネリック医薬品を選ぶときの優先度第1位のポイントは、「プロペシア」と同じ成分なのかどうか、という点です。そして、「フィナロ」の着色剤にはキノリンイエロー一切不使用!という点。

 

理由2: 流通が安定的

2012年7月、突然シプラ社が海外向けのキノリンイエロー不使用版の製造中止し、インド国内版とまったく同じ製造工程でフィンペシア1mgを作るようになったのですが、程なくして2012年12月ごろ、「エフペシア」という「キノリンイエロー不使用フィンペシアの後継版」を製造開始したのです。しかしながら、数年で流通が不安定になり、今ではエフペシアは「取り扱い停止」となっていまいました。シプラ社め!(怒)

 

「フィナロ」流通し始めたのは、2012年8月頃からです。以来、ずっと流通が滞る事なく、安定的に製造、輸出されているようで、「フィナロ」の流通に関してネガティブな情報を聞いた事はありません。難をいえば、「箱がいつも凹んでいる」事ですね。それはインドだから仕方ない(笑)医薬品は中身が大事です。

 

この業者のホームページでは、「フィナロ1mg」を購入した客の動向をチェックできます。「10分前に○○県のお客様がフィナロを買いました」みたいに。私がいつもチェックする時は、必ず「1時間以内」に「誰かがフィナロを買って」います。人気商品で、リピート買いをする人が多いという事でしょうか。なお、「フィナロ」はアメリカ、イギリス、オーストラリア等にも流通しています。

 

それに、インドの法律で「Foreign Exchange Management Act,1999(外国との貿易取引に関する法)」があり、医薬品の輸出はすべてインドの税関を通して公表される仕組みになっています。気になる人は調べてみてください。

 

フィナロ,発がん性物質,キノリンイエロー

 

青○をつけた所。2015/08/19、デリー国際空港から、イギリスへ向けて、空輸で「フィナロ」が輸出された、と出ています。私がいつも使っている日本向けの医薬品個人輸入業者
に問い合わせたところ、「フィナロ」はシンガポール経由で日本に入ってくるらしいです。「シンガポール」向けになっているデータも大量に、ぞくぞくと出てきました。あれ、フィナロばっかりで、フィンペシアの文字は・・・・?

 

「フィナロ」は毎日絶えず、世界中へ向けて輸出されていることを裏付ける証拠ですね。

 

理由3: インタス製薬の信頼度

ブルームバーグという、投資家向けの情報サービス会社(本社:アメリカ)がありますが、そこのページでもインタスファーマは紹介されています。

 

"Its customers include multinational generic companies, retail pharmaceutical chains, distributors, and hospitals. The company exports its products to Europe, the United States, Latin America, Brazil, Mexico, Canada, Australia, and South Africa. It sells its products through medical representatives, sales depots, and stockists. The company was formerly known as Intas Laboratories Private Limited and changed its name to Intas Pharmaceuticals Ltd. in March 1995. Intas Pharmaceuticals Ltd. was incorporated in 1985 and is headquartered in Ahmedabad, India."(引用元: Bloomberg/Company Overview of Intas Pharmaceuticals Ltd.)

 

 んー.......よくわからないけど、「1985年に設立されて、ヨーロッパ、アメリカ、ラテンアメリカ、ブラジル、メキシコ、カナダ、オーストラリア、南アフリカに商品を輸出している」会社である事がわかりました。シプラ社の大きさは色んなページでも良く紹介されていますが、インタス製薬も負けず劣らずの規模でジェネリック医薬品をつくって世界中に輸出してんですね。

 

 この業者のページをよく読むと、、インドの劣悪な環境で作られた粗製医薬品の情報が出ています。インタス製薬は大丈夫かなあ。

 

 インドの製薬会社は世界中のサプライヤと契約するわけですが、アメリカやヨーロッパの「ジェネリック医薬品に関する厳しい基準」をクリアした工場で、インターナショナル版の医薬品を作る事が、契約条項の必須条件となっています。(参考: ジェネリック医薬品Q&A|ジェネリック医薬品はどのような基準で審査、承認されていますか?)インタス製薬「製薬工場のページ」を仔細に読むと、「アメリカ食品医薬品局(USFDA) 」の承認が降りた工場と、そうでない工場の別が明記されています。先述のように、アメリカやイギリスにも「フィナロ」が輸出されているので、日本とアメリカに流通する「フィナロ」は同じ国際基準をクリアした工場で作られたものである、ということがいえると思います。

 

結論! 「フィナロ」は信頼できる

 まあ、そこまでしてインタス製薬を疑うわけではありませんが........やっぱり経口服用する医薬品は、コワいじゃないですか。

 

 ひとまず、「フィナロ」は「安定的に」流通しており、かつ、「厳しい国際基準をクリアした薬を作るメーカーが出している」、という事は確かです。

 

>>> 「フィナロ1mg」を最安値で通販する <<<

 

Intas Pharmaceuticals(photo)

フィナロ,発がん性物質,キノリンイエロー

フィナロ,発がん性物質,キノリンイエロー